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子育て

子供の偏食に悩むより、まずは「楽しい食事」から 

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私は子供の頃食事の時間が嫌いでした。

嫌いになった理由もはっきり自覚しています。

私は保育園に通っていたのですが、その保育園は給食を残すことを絶対に許してくれませんでした
私は食べるのが遅く給食の時間内には食べ終わることができませんでした。
食事が終わった順に、ホールや外の公園でお昼寝の時間まで自由に遊ぶことができます。
体を動かすことが大好きだった私は、早く昼食を食べ終わって遊びたっかたのですがいつもお昼寝の時間ぎりぎりまで食べ続けていました。
時にはお昼寝の時間になっても食べていました。

保育園の先生に「まだ食べてるの?」とか「早くしなさい」とよく叱られていたのをはっきり覚えています。
みんなのように遊べないストレスと先生に怒られたくない気持ちで、無理やり口に詰め込み苦しくてトイレでもどしてしまうこともしばしばでした。

幼児期は朝起きた時から、保育園の食事の時間が嫌だったのをはっきり覚えています。

その他に家庭でも、父親がとても厳しかったので、食事の時間に無駄な話やテレビを見ながら談笑することはありませんでした。

子供の時は食事の時間は私にとって楽しい時間ではありませんでした。

母親は私の嫌いな野菜をすりおろしたり、小さく刻んでいつも美味しく食べさせてくれました。
しかし私は自分が気付かないうちに「何を食べてもおいしくない顔」をするようになっていたようです。

子供は1歳半を過ぎたあたりから、好き嫌いが始まる事が多いです。

今回は食事についてまとめてみました。


子供は味覚に敏感

大人と子供では味覚の知覚能力に差がある事が解っています。
なんと子供は大人の2倍以上の知覚能力があるそうです。

この事から強い味や苦み・辛みのある食材は、味覚を敏感に感じ取ってしまう子供にとって「苦手」「嫌い」と感じてしまうのは当然の事なのです。

この時に叱ったり、無理に食べさせてしまうとその食材自体を「嫌い」と認識してしまい、毎回食べるのが苦痛になってしまいかねません。
子供は大人より敏感に味覚を感じ取ってしまう事を知っていれば、好き嫌いをした時の親の対処法も変わりますよね^^

味付けや調理方法を変えてみる

苦みや酸味の強いものでも、調理方法で食べやすくなる事があります。

代表的なものに「たまねぎ」「ピーマン」があります。
「玉ねぎ」は繊維に沿って切る事で味がまろやかになり苦みが抑えられます。切った後冷水にさらす事で苦みをとる事が出来ます。

嫌いな子供が多い「ピーマン」も繊維に沿って切る事で、青臭い臭いや苦みを感じにくくなります。ピーマンは軽く油通しする事で、独特の臭いや苦みも抑える事が出来ます。

最初に苦みの強いピーマンを食べてしまうと
「ピーマン」=苦い
になってしまう恐れがあります。

スーパーなどで苦みのない「子供ピーマン」「フルーツピーマン」なども販売しています。

幼児期は「玉ねぎは美味しい」「ピーマン大好き」と子供が認識してくれるように、調理方法や食材に工夫をしてみることをお勧めします。

一度「嫌い」が定着してしまうと変える事はなかなか難しいので、早いうちからこの様な工夫をしておくことで好き嫌いの予防になるはずです。

食事は「楽しい時間」と認識させる

食事の時間にいつも怒っていませんか?
早く食事を終わらせて、洗い物をしてしてしまいたいのに、つまでも食べている子供にイライラしてしまうのも無理はありません。

子供を思って栄養バランスを考えて作ったのに、好き嫌いをして今日も食べてくれない……。
我が家の息子も小食で好き嫌いが多く同じ思いをしていたので気持ちが解ります。

しかし食事の時間に「叱る」「怒る」「がっかりする」などのネガティブな事はお勧めしません。
心に余裕をもって、時には洗い物は明日にするくらいの気持ちが必要です。

食事の時間は
家族みんながニコニコする楽しい時間
家族が美味しそうに食べる幸せな時間
自分が食べているとみんなが喜んでくれる素敵な時間

という風に、子供が安心して楽しんで食事が出来るよう、そして美味しそうに食べている家族を見て食事や食材に興味が持てるようにする事が大切です。

子供の栄養バランスを思うあまり、好き嫌いをなくそうとする事は大切な事です。
しかし叱りつけて無理に食べさせて、幼少期の私の様に食事の時間そのものを嫌いにしてしまっては本末転倒です。
そうなってしまってはどんなに気を使って調理しても、子供に美味しいと感じてもらうのは難しくなってしまいます。

私が子育てしている時には少なかったですが、今は子供用のバランス栄養食品も沢山販売されています。
先日お昼の情報番組で目にしました、ママタレントの小倉優子さんもお子さんに飲ませているという「成長応援飲料」もとても良さそうでした。

うちの息子はあまり身長が伸びなかったので、このよう様な成長飲料があったら飲ませていたなーなんて思いながらテレビを見ていました。
アスミール 詳細はこちら

ストレスを与えて無理やり食べさせるより、美味しく栄養補給できるのなら親にとっても子供にとっても素晴らしい事です。

しかしあまり栄養食品に偏って、家族の食事をおろそかにしてはいけませんが(笑)

まとめ

自分を振り返ってみて下さい、子供に好き嫌いはつきものだと思いませんか?
食べる時間が苦痛であっては好き嫌いをなくすことは難しいです。
まずは食事の時間は、大好きな家族がニコニコ美味しそうに食べる楽しい時間であることが一番大切な事です。

好き嫌いは大人になるにつれて緩和されていくものです。
心に余裕をもって、子供との食事を楽しみましょう。

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