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楽の気持ち 

子供の習い事は家族で一緒に!

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育児になれてくると「そろそろ何か習い事させたいなー」なんて思ってきますよね。

 

お父さんは自分がやっていたサッカーをやらせたい。でもお母さんは英会話とピアノをやらせたい。
私は習字を習わせたいとお祖母ちゃん・・・。なんて言われても、子供の体は一つしかありません(笑)

 

 

子供の習い事で頭を悩ませている家族も多いのではないでしょうか?

その子に合った習い事をする事で才能が開花し、その子の人生を大きく変える事があります。

例えば小さな頃から体を動かすことが好きでスポーツを始め、有名高校からスカウトが来て特待生として高校に推薦で入学し大学もそのスポーツで入学した。

又は、勉強が得意で塾に通う事も苦にならず、学校が終わってから塾通いをして成績が上がり国公立の大学に見事合格した。

このような事を私は毎年、沢山目の当たりにしています。一部の優れた子供だけではないのです。
どの子にも可能性があります。

 

1つ言える事は

 

親の協力は必須だという事です。

 

習い事は子供の人格形成にも大きく作用します。

その子に合った習い事をさせて、才能や可能性を良い形で引き出してあげたいですね。

習い事はいつ頃からできる?

習い事によって違います。

例えば英会話などは0歳児からでも始められます。赤ちゃんのうちはひときわ聞く力があるためこの時期から始めた方が良いとさえ言われています。

音楽なども0歳児から聞かせて学ばせることが可能です。

しかし楽器の演奏となると3歳までは難しいかもしれません。
指先を器用に動かしたり、楽器によっては手の大きさ指の長さが必要だったり体の大きさや力が必要な物もあるためです。

スポーツの教室もその競技によって始められる年齢が違います。
運動系、文科系習どちらでも習いたい教室に適正年齢を確認してみると良いかもしれませんね。

どの様な習い事を始める時も、まずは始める前にしっかり習い事のリサーチと見学をお勧めします。1度ではなく数回見学や体験してみると良いと思います。

出来れば積極的に指導者の方とお話しをして、共感、信頼できる人物か確かめる事が出来ればもっと良いです。

 

個人的には習い事に通わせる時間もあってもかまわないと思います。

しかし8歳位までは習い事以外にも、家族や友人と沢山身体を使って遊ぶ事が重要です。

特にスポーツを習わせたいと思っているなら、子供と沢山一緒に遊びコミュニケーションをとってください。

このことは以前記事にもしているのでぜひ読んでみて下さい。

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8歳前のプレゴールデンエイジと呼ばれる時期に、遊びの中で沢山運動神経の回路を繋いでおくことも重要です。

習い事のメリット

赤ちゃんのうちから親子で一緒に習う事の出来るものも沢山あります。

その様な習い事は親子のコミュニケーションが自然ととれるので、赤ちゃんの言葉の発達や感情の成長に良い影響を与えられる可能性があります。
これから保育園や幼稚園など集団生活をしていく前の事前準備としてもお勧めです

 

運動系文科系どちらでも集中力が養えます。子供の興味を持った習い事をさせてあげる事で更に学習意欲もアップします。

継続して続ける間に努力したことが報われたりすると、達成感や満足感が味わえます。それは簡単に諦めず続ける事は大切だという事を教えてくれます。

 

大人になっても何かを続けるという事は、心身ともに簡単な事ではありません。ですが一流の人は必ず何かを継続してきた人が殆どです。

何か習い事を始めたら子供と一緒に家族で目標に向かって努力してください。
その事により家族の絆も深まり、思い出も沢山出来ると思います。

 

 

続けるために

自分にも経験がありますが、子供は好奇心や友達が通っているなどという理由で習い事に通いたいと言い出す場合があります。
しかし子供は飽きっぽいです。ですが簡単に習い事を始めて、行きたくなくなるとすぐに辞めていては教育上良くないです。

その様な事がないよう習い事を始める前に、見学や体験を親子でおこなってください。1回ではなく数回行うのがお勧めです。

本当に興味があり続けていけそうか親子共確認してください。

その際親は、環境や雰囲気や指導者に適応できそうかも一緒に確認してください。

しっかりリサーチしてから子供と決めた習い事を始めることにより、長く続けられる確率がアップすると思います。

一度始めたことを簡単に辞めてしまわないために、始める前にしっかりリサーチしましょう。

 

習い事を始めたら、将来の大きな目標と近くの目標を決めるのがお勧めです。

例えば将来お医者さんになりたいという将来の大きな目標と、次のテストでは総合得点を500点満点中450点以上取るという身近な未来の目標。
将来サッカー選手になりたいという将来の大きな目標と、次の試合でレギュラーになり得点するという身近な未来の目標。

目標を達成できた時は本人以上に喜び誉めてあげる事で、やりがいや満足感も感じさせてあげる事が出来ます。

身近な未来の目標を達成できた時の充実感は、習い事を続ける意欲になります。

小さな目標の積み重ねが大きな目標を達成する道になる事を、子供と日頃から話しておくと良いかもしれませんね。

 

親の期待を背負わせすぎたりすると子供はプレッシャーに感じ、習い事を続けたくなくなってしまう場合があります。

家庭でも一緒に楽しくが大事です。

サッカーなら家でただボールを預けて遊ばせたり練習させたりするのではなく、一緒に公園や庭先でボールを使って子供とコミュニケーションをとりながらパスの練習をする。
勉強であれば参考書を預けて終わりではなく、一緒に問題を解き間違いをただす。

家族で一緒に目標に向かう過程が何よりも大切です。

 

我が家でテスト前によくやったのが、母が問題を出し父と息子が答える。答えられなかったり間違えたら罰ゲームで水性ペンで顔にかかれます。(笑)二人とも正解なら母が顔に書かれました。
喜んで覚えてくれましたよ(笑)おすすめは出来ませんが我が家はこの方法で楽しくテスト前も勉強することが出来ました。

スポーツもルールブックからしっかり読み、日頃の練習も2時間半出来る範囲で見学し、家でも小学生までは体を使って一緒に行っていました。
中学生になると体力的に体を貸せなくなりました(笑)

目標を達成したとき喜んでいる私たちを見て、息子がとても嬉しそうでした。負けて悔しい時の方が多かったですが、その時も一緒に泣きビデオを見たりして対策と研究をしました。

 

子供が決めた事を家族一丸となって続ければ、子供が辞めたいと言い出す確率はかなり減らせます。

ですが親の方が心が折れてしまうと大抵子供はそれを見抜き、うまくいかない事があると辞めてしまいたくなるので注意が必要です。

その子に合ったやる気を引き出すことが出来れば続ける事が出来るはずです。

 

やめたくなったら

もしも子供が習い事に通うのを嫌がるようになってしまったら、冷静に話し合うことが重要です。

理由を聞き相談する。

やめる事をすぐ受け入れる事は簡単な事ですが あれもこれも興味を持ち始めたけど、どれも長くつ続けられず辞めてしまうのは良い事ではありません。
納得いく理由があるかどうかをしっかり見極めて下さい。

習い事をいやいや続けても良い事がないと、すぐに辞めてまた次の習い事をさせても続ける事の大切さが解っていないので、また嫌なことがあると 辞めたいとなってしまう場合があるので気を付けたいところです。

辞める事のデメリットも子供に伝えてあげて欲しいです。

 

気まぐれなどでなく納得いく理由があった場合、無理に習い事を続けてもトラウマになる可能性があるので辞める勇気も必要です。
子供と冷静によく話し気持ちを確認しましょう。

その時は親の気持ちを押し付けないよう注意してください。

 

辞める時に習い事は簡単に辞められるという印象を失くすために、ここまで出来たら辞めようと区切りをつけるのも一つの方法です。

レギュラーになったら考えよう、黒帯をとったらやめよう、中学生になったらやめよう、など一応やり遂げたイメージを作ってあげると良いかもしれません。

 

まとめ

習い事は、習い事そのものよりも続ける中で目標に向かって努力した過程やその中で得られる達成感の方が貴重かもしれません。

家族で協力することにより親子のコミュニケーションをとることも出来ます。

 

子供は才能を秘めています。
その才能を家族で一緒に楽しみながら伸ばしていけたら素敵です。

習い事を続ける中で経験できる喜怒哀楽は、子供の将来に必ず活かされます。

子供が本気になった習い事は親も本気でサポートしてあげてくださいね。

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