気を付けていても気付いた時にはなってしまっているおむつかぶれ。
なんだか機嫌が悪いなと思ったら、おむつを交換する時に赤くかぶれていたなんていう事がありました。
おむつをしないで通気性良くしておくのが一番いいのですが、新生児や乳幼児におむつは欠かせません。
お尻が赤くかぶれていたら機嫌がいいわけがありません。大人だってきっと痛くて痒くて不機嫌になってしまいます。
今回は、おむつかぶれの予防となってしまった時の対処法をまとめてみました。
おむつかぶれとは?
原因は何?
赤ちゃんの肌は、まだ皮膚も薄く大人よりはるかにデリケートです。ちょっとした刺激も敏感でまだ弱いのです。
しかしおむつの中は常に高温多湿で蒸れている状態です。赤ちゃんは、そこに更に汗をかいたり、便や尿をするわけです。
便や尿が付着したおむつを長時間使用する事は、赤ちゃんにとって刺激となり赤い湿疹ができてしまったり、ただれてしまったりしてしまいます。
それがおむつかぶれと呼ばれるものとその原因です。
おむつに接触しているしているお尻や陰部が特に悪化します。中にはオムツのウエスト部分がただれてしまう子もいます。
ウエスト部分のかぶれや湿疹は汗疹の可能性もあります。
以前記事にしていますので参考にしてください。
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おむつかぶれは痒みだけでなく、悪化すると痛みやひどくなる子だとそこから出血してしまう事もあります。
普段からおむつかぶれを意識したケアをする事で、発症頻度を抑える事が出来るのでしっかり対策をしましょう。
おむつかぶれにさせない対策
1度なってしまうとすぐには治らないおむつかぶれ。子供の機嫌も悪くなりこっちもイライラ。
おむつかぶれは防ぎやすいものですので対策をしっかりしましょう。
①こまめなオムツ交換
おむつかぶれにさせないために、こまめなおむつ交換は必須です。
今の紙おむつは高性能です。「最長10時間おむつ交換しなくても大丈夫」と書いてあるものも存在します。
通気性に優れていたり肌に優しい素材だったり、最新技術で赤ちゃんの肌の負担を軽減してくれるものが多いです。
しかし!!
おむつ交換のタイミングは、赤ちゃんが目を覚ました時。例えば授乳の前後や、お昼寝から目を覚ました時などにオムツをチェックして尿が出ていたら少量でもおむつを交換しましょう。新生児や乳幼児は尿の回数が多いので、ほとんどの場合おむつが汚れています。
便の場合は、なるべく早く交換してあげましょう。
便に気付かなかったりして、長時間便付きのおむつをさせてしまったら、そのたった一回きりで便で肌がやけたようにお尻がかぶれてしまう事もあります。
おむつのコストはバカになりませんが、おむつかぶれがひどくなり病院にかかったり、一日中機嫌が悪くなり大変な思いをする事を考えれば安いものかもしれませんし、何より子供に痛い思いや痒い思いをさせたくはありません。
おむつはとてもかさばるので、買い物に出て買うのが大変です。そんな時はインターネットで格安で買えるうえ、送料無料で届けてくれますので利用しない手はないです。
②ゴシゴシ擦らない
特に便の時に汚れを落とすため、強くこすりすぎている場合があります。
赤ちゃんの皮膚はとてもデリケートですので、汚れを拭き取る際はそっと優しく行ってください。
拭き方は、擦って傷をつけないようにポンポンと軽くたたくように拭き取ってください。
汚れが少しでも残っていると、かぶれの原因になってしまいますので丁寧に拭き取ってください。
ハイハイ時期や寝返り時期頃から特に、おむつ交換に時間がかかるとぐずったり動きだしたりしてしまって大変でした。
そこで私は、オムツ交換の時はメリーの様なおもちゃの下で行いました。
飽きてしまわないように普段はあまり使わず、便をした時などおむつ交換に時間がかかりそうな時に利用しました。
③お勧め!!おむつ交換の時に洗う
我が家の息子は、肌が弱くアトピーなどのアレルギーもありました。
以前こちらで記事にしていますので、読んでみて下さい。
息子のアトピー性皮膚炎は治った
何度かおむつかぶれにしてしまい、なかなか治りずらくとても大変な思いをした事がありました。
そこで考えたのが、オムツ交換の時に毎回ぬるま湯で洗う事です。洗面器で洗うのは時間と手間がかかるので、食器用洗剤の空き容器を良く洗い消毒して、交換前のおむつの上でお尻や陰部にぬるま湯をかけて汚れを洗い流しました。
ピュッピュッと丁度良い強さで出るので、食器用洗剤の空き容器は重宝しました。
しかし今は便利なものがあるようです(笑)
私がオムツ交換をしていた時は、こんな赤ちゃん専用お尻シャワーなんてなかったです。でも充分、食器用洗剤の空き容器で代用できますよwww
お尻拭きで拭き取るより、私は断然洗い流す方をお勧めします。
市販のお尻拭きには、アルコールなどが入っているものがあります、これは絶対に避けて欲しいです。
我が家の息子は、アルコールのついたお尻拭きで一度真っ赤になったことがありました。
お尻を洗った時に注意してほしい事があります。
濡らした後は、しっかり乾かす事が大切です。湿った状態でおむつをしてしまうと、オムツの中が再び蒸れてかぶれの原因になってしまうからです。
これは、シャワーやお風呂上りでも同じで、しっかり乾かす事を忘れないで下さい。
お尻用のガーゼなどを用意して、洗った後にポンポンと優しく水分を拭き取るのがお勧めです。
酷い時は病院へ
どれくらいの目安で病院に連れていくか迷うところですが、目安は個人個人で違うので一概に言えません。
私は、おむつかぶれで病院に連れて行ったことはありませんが、検診の時におむつかぶれをしていて薬を頂いた事がありました。
もしおむつかぶれを繰り返しているなら、風邪や検診に行く事があれば相談に乗ってもらうのも一つの手だと思います。
あまりにも機嫌が悪く、お尻や陰部がただれている状態でしたら、迷わず病院を受診する事をお勧めします。
おむつかぶれの様に見えて違う皮膚の疾患の可能性もあります。
病院は皮膚科でも小児科でもどちらでも構いません。大抵は塗り薬をくれると思います。かかりつけの病院に受診してください。
病院で処方された塗り薬を塗れば、あっという間に治ってしまう事がほとんどです。
まとめ
私の経験上、お尻シャワーをしていればおむつかぶれはかなりの確率で防げます。もしなってしまっても、ケアを続ければひどくなることは少なく、すぐに良くなる事がほとんどです。
きちんとケアしてるのに悪化したり、繰り返す場合は他の原因があるかもしれません。
ちなみに我が家の息子は、パンパース以外はすぐにかぶれてしまいました。格安のおむつにしたら、1日でお尻が真っ赤になりました。息子の様にお尻拭きが合わなかったり、おむつが合わなくてもかぶれは起こってしまいます。
新生児や乳幼児は、ほとんどの時間おむつをしてます。
肌がまだ弱いこの時期は、コストがかかってもこまめなおむつ交換とケアをしっかり行ってあげましょう。
最後におむつ交換をする際は、子供に優しくマザリーズで話しかけながらコミュニケーションをとって下さいね。
新生児とのスキンシップはマザリーズ