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楽の気持ち 

物事が上達する子供の共通点

更新日:

有名なことわざで「好きこそものの上手なれ」というのがあります。
あなたも一度は聞いたことがあるはずです。

簡単に言うと、

「人は好きなものに対して努力・研究・工夫などを熱心に出来るので、上達も早く上手くなる。」
という意味です。

確かに自分に置き換えても嫌々やらせれる事より、自分が好きでやっている事の方が明らかに上達のスピードが早いです。

好きな事には努力を惜しみませんし、努力しているという認識はなく楽しんでいる感覚で出来てしまいます。

子供の頃だとなおさらでした。好きな事には周りが見えなくなるほど集中していました。
逆に好きでないものをやらされている時間の長く苦痛な事と言ったら(笑)
時間だけが過ぎていて何も身になっていない事もしばしばでした。

 

大抵は自分が得意なものを好きになる傾向があると思います。

しかしそれは苦手な事でも好きになれば得意分野になる可能性があるという事です。

 

何事にも好きであることが上達には欠かせない事の1つであると思います。

今回は習い事が上達する子供の共通点について考えてみました。

 

 

絶対条件「好き」

最初にも書きましたがまさに「好きこそものの上手なれ」という事です。
特に子供が小さなうちは「好き」にさせる事で、他の子供が努力と感じる事もゲームや遊びに近い感覚で打ち込むことが出来る可能性があります。

習い事の時間も嫌々やらされ時計を見ながらやっている子供と、楽しみながら夢中でやっている子供に差がついて当然です。

人は好きな事にはそれほど苦労を感じません。

 

習い事で子供に才能を感じたり長く続けて欲しいと感じたら、まずはその事を好きにさせるか夢中にさせる事が1番の近道です。

 

反対にやってはいけない事は、真面目にまっすぐ取り組んでほしいあまり、叱りすぎたりプレッシャーを与えすぎてしまう事です。
私自身がそうでした、負けず嫌いであった息子に小学生のうちからプレッシャーをかけ、「楽しく」という気持ちをすっかり忘れさせてしまいました。

同じ習い事をするなら楽しくやった方が絶対に長く続けられます。

幸い息子は習い事を辞めるまでいきませんでしたが、もう少し楽しく習わせてあげれば良かったととても反省しています。

 

習い事を「好き」にさせる事は簡単です。

上手く出来た時褒めてあげればいいのです。むしろ上手くいっていない時でもその中でプラスの要素を見つけて褒めてあげてください。

子供が小さなうちは余程の事がない限り褒めるに徹しましょう。

 

ダメ出しばかりしていると間違いなく今やっている習い事が嫌いになってしまいます。

 

習い事に行くたび「あれがダメだった」「これもダメ」と何度も言われて好きになれるでしょうか?

 

どうしてもダメ出ししたい場合は、「すごくよかったよ!でもこうしたらもっと良くなるかも」という風に必ず先に褒める事が大切です。

子供にきちんと聞く耳を持ってもらうためにも、普段から子供と関わる時間を出来るだけ作り親子のコミュニケーションはしっかりとりましょう。

ネガティブな言葉で叱ってばかりいると「ドリームキラー」になってしまいます。
子供にとって習い事だけでなく様々な事でマイナスになりますので絶対しないで下さい。

 

以前記事にしていますので参考にしてみて下さい
絶対ならないで!!ドリームキラー

粘り強さ・根気

真面目に粘り強くコツコツやる子供は上達します。

当たり前のことですが、1つの事を毎日コツコツやる事は簡単な事ではありません。習い事でもすぐに投げ出し辞めてしまう子供は沢山います。

上手くいかなくいても投げ出さず粘り強くやれる子供は必ず成長します。

 

勉強にしてもスポーツにしても、そのことを仕事にしてプロとしてやっていける人は一握りです。

しかし習い事を通して粘り強くコツコツやると上達するという事を学ぶことができれば、社会に出た時に大きなメリットとなります。

粘り強さや根気というのも子供が小さなうちは難しい事もあります。

 

家族でサポートし出来る事から一緒に取り組むことが大切です。

素直

習い事が上達するために「素直」であることは欠かせません。

指導者のアドバイスを素直に受け入れ実践しようとする子供は上達も早いです。

 

親が家に帰ってから指導者の愚痴や不満を子供の前で話すと、子供は指導者を信頼しなくなり言う事を聞かなくなります。

これは絶対やってはいけません。成長の妨げになります。

子育てでやってはいけない5つの事

そうは言っても、残念な事ですが指導者の人間性が良くない場合があります。

 

その様な所で習い事をさせる事のないよう、指導者の指導の仕方や習い事の雰囲気を前もって確認しておく事をお勧めします。

指導者と信頼関係を結ぶことが出来るかどうか、納得するまでお試し体験や見学などを利用してみると良いでしょう。

子供と指導者が上手に信頼関係を作っていけるように、親はサポートしてあげてください。

集中力

「好き」の付加価値のようなものです。

好きであれば没頭し時間を忘れて取り組むことが出来ます。

「好き」にさせてあげれば自然と身につくでしょう。

まとめ

習い事が上達する子供の共通点のもう1つは、家族・仲間・指導者など

『やる気を引き出してくれる人たち』

に恵まれていることが多いです。

その様な子供は周りからのよい刺激で「向上心」もうまれ人間的にも更に成長する事が出来ます。

習い事だけでなく学校でも勉強でも同じことが言えるでしょう。


『やる気を引き出してくれる人たち』
に出会うためには、まずは物事を「好き」になり一生懸命取り組むことです。

 

精一杯頑張っている姿は大人でも子供でも自然と人を惹きつけてくれます。

 

上達すれば習い事もきっと楽しくなるはずです^^

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